出船編からの続きです。

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何か気分悪いなぁと思いながら第1投。200号のオモリを投入します。重い。仕掛けは2本バリから。船長が「2本だねぇ」と誰かに言っていたのがちらっと聞こえたのと、両隣さんも2本。2本バリがこの辺の標準なのかな。

エサ付けはミヨシの師匠(勝手に師匠に任命)が丁寧に教えてくれました。ホタルイカをツボ抜きして目の間の硬いところに針を刺すんだぞと。あとは好みでイカ短とかサバ短とか抱き合わせてもいいと。用意してきたサバ短を付けてみました。師匠は青く染めたイカ短とか色々持参。

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​ミヨシの師匠を隠し撮り
水深は160mと意外にも浅い。第1投は船中異常無しで少し流し変え。仕掛けを上げるといきなり多重オマツリ発生です。上潮はそれほどでもないので、底が動いてるんでしょうかね。幸いにも僕のは軽く済んだけど、他の仕掛けはPEまで巻き込んでの重症でした。

そして僕の船酔いも重症化してきて、急いでアネロン取り出して飲みましたが時既に遅し。海に向かってマーライオンと化してしまいました(これを「シンガポールに旅立つ」と言うとか…)。

吐いてスッキリしたのかアネロンがようやく効き始めたのか、ようやく気分は回復基調。船中相変わらずオマツリ多いですが、ポツリポツリと本命が上がっています。

ミヨシの師匠も既に本命何尾か上げています。僕はもっぱら師匠のタモ入れ係(涙)。「はやくタモ入れさせてよ。」と師匠。押忍。弟子の仕事は師匠を越えることと心得ております(結局師匠はあっさり定量の10尾達成。さすがです)。

船長が回ってきて「どう?まだ釣れない?」と気にかけてくれます。他にもまだアカムツの顔見てない人がいるようで、何とか全員に釣らせようとしてくれている船長の姿勢に感動しました。ええ船長や。オマツリのときもサッと飛んできてくれるしね。

アカムツは誘いが命と、事前リサーチで認識していましたので、200号の重たいオモリを一所懸命に上げたり下げたり止めたりしていましたが、師匠や左隣の常連さんの釣り方見てどうも少し様子が違うなぁと思ってたら、師匠がコッソリ釣り方のアドバイスをくれました。

素直にそれに従うと、何とすぐ効果出ましたよ、初アカムツ!
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​タイノエがいますね
ノドの奥が真っ黒。25cmほどと大きくはないですが、記念すべき幻の赤い魚が僕にも釣れました!

その後も、大型こそ釣れませんでしたが、中型中心にポツポツ釣れて、初めての釣りモノの目標である「トップの半分」は無事クリア。サメとかサバとかの邪魔が入ったり、オマツリも最後まで多かったんですが、結果的には良い釣りができたかな。

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​遠くに見えるアカムツ船団
船中も最後までポツポツ顔見れてたようで、結局11時半頃に納竿。帰港は13時頃。3時過ぎの出船でしたから、ボリュームたっぷりという感じ。船長は何としても全員アカムツの顔見られるようにと頑張ってくれたみたいで、スソの方で2尾でした。船長グッジョブ!

帰りも約1時間半ほど走って帰港。爆睡できました。この宿は沖上がり後にカレーうどんのサービスがあるそうなんですが、何となくまだ気分がすぐれなかったのでパス。普段ならタダで貰えるものは意地でも頂くんですが…

船宿釣果を見ると、2隻出しでボウズ無しと、幻の赤いダイヤの釣果としてはあり得ないくらい上出来です。盛ってないと思いますよ、少なくとも僕が乗った2号船に関しては。アカムツ釣るなら釣れ盛っている今のうちですな。

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​炙りまくりで食いまくり
家に帰って早速炙って食ってみましたが、最高ですねこれ(笑)。表面をサッとではなく、しっかりと炙った方が脂がにじみ出てアカムツらしさがバッチリ出ますね。

卸価格キロ5,000円だからね、と念を押しながら家族に振る舞いました(笑)

あーまた釣り行きたい、って終わると「師匠のアドバイスって何だったんだよ!」とツッコミ入れられる方もきっといらっしゃるでしょうから、備忘録的にちょびっとだけ書いときます。そもそも人から聞いた釣り方なので詳細は控えますが、ポイントはゼロテン

つり情報か何かにも書いてましたが、アカムツのアタリは意外にも小さくて微妙だったりする事が多いそうで、確かにその通りだと思いました。それを胴突き200号オモリをぶら下げて宙を釣ろうとすると、微妙なアタリは死にますよね、きっと。ゼロテンにしてテンションを掛け過ぎないことで微妙なアタリを察知してかつ、サカナに違和感を与えないようにするのがこのゼロテンの狙いなんでしょうね。知らんけど。

ただ、当たり前ですが底にオモリつけっぱなしだとオマツリ多発しますから、適当に根歩きさせて底から離す必要はありますが。

なるほどなぁと目からウロコでした。まさかアカムツでゼロテンとは。釣り方も日々進化してるんですね。確かにこれで、小さいユメカサゴのアタリなんかも察知できるようになった、、気がします。もうちょい経験値必要ですな。

重いオモリを使う中深場釣りって、腕の差が出にくい釣りモノだと思ってましたが、やっぱ上手い人はちゃんと釣るんですね。あとは仕掛けの工夫にもまだまだ改良の余地ありますね。ちなみに師匠はマシュマロボール2個付けの結構派手めな仕掛け。左隣の常連さんもマシュマロボール+蛍光玉と派手な仕掛けでしたね。

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​とりあえず標準的な仕掛け。改良の余地あり
エサも皆さん色々と工夫されていて、染めたイカ短だったりサバ短だったりをご持参でした。こういった工夫の余地もアカムツの面白いところなんでしょうね、きっと。

そんなわけで今度こそおしまい。次はこどもの日あたりに大人だけでマルイカかなぁ。天気が心配。あーはやく釣り行きたい!

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